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一番乗り！

ではなかったが、

国民の権利を行使して来た。






冷たい空気の中、優しい朝陽を浴びながら

近くの小学校までゆっくり歩いて向った。

その時に後ろを歩いていた親子の会話から、

まんぞうが言っている一番乗りの

意味が分かった。



なるほど、

TOPにしか与えられない特権だな。

ここにモチベーションをおく気持も

分からなくはない。

が、かなりマニアックだ。





主審から真新しいボールを受け取って、

踏み込むのがもったいないぐらい

キレイに整備されたマウンドに、

先発投手として、

誰も踏み入れてないプレートに立つ。

そして自分が投げやすい様に

ステップの幅にスパイクでくぼみを作る。

そして球場全体の雰囲気を感じながら

練習球7球のうちの第1球を

キャッチャーミットを目がけて投げこむ。

この感覚は大きな試合ほど気持ち良く、

ゆっくり味わいたくなるもんだ。




これとはちよっと違うかな…